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2006年4月21日 (金)

道を求めて

この宇宙の組み立てはどういうものであるか、この宇宙は永遠のものであるか、やがてなくなるものであるか、この宇宙は限りなく広いものであるか、それとも限りがあるものであるか、社会の組み立てはどういうものであるのか、この社会のどういう形が理想的なものであるか、これらの問題がはっきりきまらないうちは、道を修めることができないというならば、だれも道を修め得ないうちに死が来るであろう。

 (中略)

この宇宙の組み立てがどうであろうと、この社会のどういう形のものが理想的であろうとなかろうと、身に迫ってくる火は避けなくてはならない。

宇宙が永遠であろうとなかろうと、限りがあろうとなかろうと、生と老と病と死、愁い、悲しみ、苦しみ、悩みの火は、現に人の身の上におし迫っている。人はまず、この迫っているものを払いのけるために、道を修めなければならない。

仏の教えは、説かなければならないことを知り、(略) すなわち、人に、知らなければならないことを知り、断たなければならないものを断ち、修めなければならないものを修め、さとらなければならないものをさとれと教えるのである。

だから、人はまず問題を選ばなければならない。自分にとって何が第一の問題であるか、なにが自分にもっとも押し迫っているものであるかを知って、自分の心をととのえることから始めなければならない。

(『仏教聖典』153頁、パーリ中部七-六三、箭喩経より 仏教伝道協会刊)

もちろんこれは、科学的な研究や哲学的な思索を否定するものではありません。
仏の道を修めていこうとしている者や、生老病死、愁い、悲しみ、苦しみ、悩みの火に焼かれている者に対する言葉です。人はまず自分にとって何が一番問題であるのか、何が一番差し迫ったものなのかを、よくよく自覚してから、ひとつひとつ解決していくことが大切であると教えているのです。

あなたの悩み苦しみがなくなりますように!

合掌 観学院称徳
http://buddha.kangakuin.info/

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