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2006年5月 2日 (火)

心をコントロールする生き方の基本

心をコントロールする生き方の基本

1.すぐに自分の心を観る

落ち込んだとき、悩んでいるとき、悲しいとき、苦しいとき、腹が立ったとき、怒っているとき、ちょっと目を閉じて自分自身を、自分の心を、見つめてみましょう。「今、わたしは悩んでいる」「今、わたしは苦しんでいる」「今、わたしは怒っている」と、心の中で3回言うのです。自分を客観視できるあなたを感じることができ、少し楽になった自分を発見するでしょう。


2.呼吸を整える

まず息を吐きます。古い空気を最後の最後まで吐ききります。そして新しい空気を吸うのです。瞑想の基本は呼吸法です。呼吸に合わせて「ゆっくりと深く古い空気を吐ききり、胸一杯に新しい空気を吸い込む」と、言葉を心で念じながら。

慣れてきたら、有名な般若心経の真言「ガーティ、ガーティ、パーラガーティ、パーラサンガーティ、ボーディ・スバーハッ」を暗記して、途中で息継ぎをせず小さな声に出しながら息を吐くと、ちょうど肺の中の空気がなくなります。最後のスバーハッのハッで最後の最後まで完全に吐き切って、胸を空っぽにします。そう「空」にするのです。そうすることで初めて新しい気が、あなたの体に入り込み充満することができるのです。真言の意味は考える必要はありません。そのうち教えてあげましょう。


3.歩くときは、歩くことに徹する

右足と左足の動きに意識を集中し、足の動きを感じながら「右、左、右、左…..」と歩きます。歩くことを味わえば脳も刺激され、気持ちも良くなるでしょう。別のことは考えてはいけません。歩行者専用道、公園など安全な場所でやりましょう。
慣れてきたら、2の呼吸法と一緒にやるようにすれば効果が上がり、頭も体もスッキリしますよ。


4.体の動きを確認する

中国の太極拳のようなつもりで、ゆっくりと、頭のてっぺんから腕、手、指先や、足のもも、ひざ、足の裏や指先まで、意識を集中し、ひとつ一つ確認しながら動かします。「今、この瞬間、生きている」ということを感じながら、他のことを考えてはだめですよ。

慣れてくると、掃除しながらでも、お皿を洗いながらでも、歩きながらでも、できるようになるでしょう。偉い禅僧が「座っているだけが座禅ではない。食事をしていても、歩いていても、掃除をしていても、すべてが禅である」と言っていたのを思い出しました。生きているのは今この瞬間だけ。ただそのことだけに集中して、今やることに専心すれば「ああすればよかった、ああなりたい、腹が立つ、あいつが気に入らない」などという、煩う心を捨てておくことができるようになりますよ。

では、よい連休を。あなたが幸せでありますように!  合掌 観学院称徳

合掌 観学院称徳
http://buddha.kangakuin.info/

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